本年も常妙寺の伝統行事の『百部経会』無事に厳修いたしました。
毎年5月20日に奉行しています。

昨日の予報では、夜中から雨でピークがお昼頃とのこと・・・。
「今年は雨かな…」と心配していたのですが、おかげさまで曇り模様の中で行事を行うことができました。
この日は、常妙寺で長い1日になります。
朝5:30から1座目 法華経読誦法要
午前10時 2座目 法華経読誦法要
午前11時 法話
午前12時 施餓鬼法要
と 随分盛りだくさんの1日です。
朝1座目は、日中来られない方に、お勧め致しています。

この日も朝早くから檀徒の皆さんのお手伝いをいただいて、〝豆ご飯〟を準備いたしました。

2座目の法要は、県内4人のお上人さまにお手伝いいただき、法華経読誦の法要を行います。
法要中、当山に伝わる日蓮聖人のお手紙の断片をおひとりおひとりに〝頂経〟させていただきます。


当山のこの法要は、日蓮聖人に直接結縁の機会となしています。直接触れていただける機会は、私がどんなに尊い言葉を並べて聞いてくださるより、ご縁が深くなると思っています。



法要後に、参席いただいた県内のお上人のご紹介をさせたもらいます。

それから、第二部のご法話です。
本年は、長崎県の昭徳寺副住職の森光寛上人にお越しいただいて「困苦に立つ」とのタイトルで約1時間の法話を賜りました。平成19年で荒行にご一緒に修行して以来、ご縁をいただいています。

森上人の日頃より〝真摯〟にお題目・日蓮聖人に向き合っている姿にとても敬服しています。お上人の体験を交えながら実直に今に向き合うことをお話しくださっていました。ご本尊のお話しにも丁寧に触れていただいていました。あらためて、「大切なことや大事にするべきことを大切に伝えないといけない」と反省させられた思いでした。森上人、長崎の遠方よりご足労賜りましたこと、御礼申し上げます。
そして、最後の最後に〝施餓鬼法要〟を修めています。
本日1日の読経の功徳・お題目正行の功徳を巡らせて、亡くなられたすべての霊位への供養の法要を奉行いたします。



勤めながら思うことは、最後に〝施餓鬼供養〟を行う先師の想いです。これが最初というわけでなく、法話を聴聞して、身も心もお題目に浸ってからの供養の功徳をめぐらすことを大切にされていたのだと実感いたします。常妙寺にとっては非常に大事な〝儀式〟であるんだと、勤め終わると一層のこと実感として心に残ります。

この5月は、常妙寺にとりましては『信心と精進』の月であるように感じています。

最後に、お寺に掲げいます身延山岩間法主猊下色紙のお言葉を掲載いたします。
まさに〝穢土〟を離れ〝浄土〟となすには、この法華経・日蓮聖人のお題目を持って成せることを忘れずに心がけたいと思います。
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